三つの教訓

1権力の座にある者は、時々深刻に自分を振り返ってみなければならぬ。

2海外へ行って外国事情を調べる場合でも、時の権力者であるとか、人気絶頂にある作家とかに会って、公式の見解など聞いたところで、その国の実体には触れられない。苦労してそんな事をやるよりも巷に流布されているアネクドート(政治的小話)でも集めた方が、民衆の心を最も敏感に反映しているだけに、その国の事情はよくわかる。

3ニーチェは「健康であるということは己の存在に気づかぬことである」と言っている。つまり喉が痛いと喉の存在に気づく時は、調子が悪い時である。企業もまた同じである。社長がいるなと社員達が気づくような会社ではダメで、社長なんか居ても居なくても、社員一人一人が自分で考えて儲かるようにならなければいけないのです。

民衆から褒められたり、立てられたりするうちはまだまだダメで、居るのか、居ないのか分からないが、その人が居れば、それだけで皆が安らぐ、問題が起きない、それこそが「至れる人」なのである。

写真は私の部屋にあるスパティフィラム。昨夜まで蕾に気づかなかった。そろそろ開花の時だ!