決勝レースの朝

フィロソフィーを作ってかれこれ25年になる。確か私が30才の時にフィロソフィーを作った。今で言う「スキマ時間」に心の中で毎日5回、自分自身に言い聞かせていた。朝起きて歯磨きをしながら。その後、アイボンしながら。そして毎日ジムで5Km走りながら、またサウナの中で。そして最後にお風呂に浸かりながら。

そのフィロソフィーも時を重ねていくごとに変化してきた。30才の時は5つから始まりその後、時を重ねていくと同時に増加し15なった。今年55才になったのを機に5つに絞り込みしたい思っていたがなかなか絞り込みできずにいたが今朝、奈良のホテルの露天風呂に浸かっていた時に、できた!

1 恕は人に帰し、責は己に帰すべし

人は許す心も持ち、己を責めること

2お陰お陰の下で生きよ

3事を成す事業家になる

4一流の人物とは。

・いついかなる時のも元気がある人。

・愛の言葉で満ちた良い環境を作り上げる人。

・人の長所を見抜き活かすことができる人。

・謙虚にして驕らずさらに努力する人

5木鶏

皇帝がキセイシに最強の鶏を作れと命じた。10日後、まだだめ、肩で風を切って歩くから。20日後、まだダメ。相手の挑発に乗るから。30日後、完成した。相手の挑発にも乗ることもなく、相手がくるりと回って立ち去ってしまう。

つまり、まずは相手が近寄りがたい威厳のある人物になること。

またこれまで築き上げてきた自分自身の価値観や固定概念をもう一度見直すこと。

具体的には最強の強い鶏は戦って勝つ鶏という固定概念があるが、本当に強い鶏は戦わずして勝つ鶏だった。

先ほどスーパーモト全日本選手権第3戦のライダーズブリーフィングの前にダイジロウと修大にこう伝えた。

1より美しくより速く。まずは美しさを求めて走ること、速さはその結果だ。

2アグレッシブに煌めく

3スポーツマンシップに磨きをかけること。

4大胆かつ繊細に、繊細かつ大胆に。この大胆さと繊細さを場面によって使い分けること。

写真はブリーフィング前にコースを下見するダイジロウと修大。そして共に戦ってくれるS.T.Fメカニックの慎吾さんとチーフエンジニアの日浦さん(ダイジロウのお父様)

下の写真は真也の旅ブログの更新画像。いよいよ憧れのフィレンツェに入った。

https://shinyahasegawa.com/visitfirenze/