正道を貫く

「正道」とは、自分にとって正しいということでなく、天に恥じることのない、人間として正しい道という意味だ。謀略、策略を用いたのでは、一時はうまくいくかもしれないが、決して長続きはしない。「人間として何が正しいのか」というきわめてシンプルなポイントに判断基準をおき、それに従って正しいことを正しいままに貫いていく、つまり、嘘をつくな、正直であれ、欲張るな、人に迷惑をかけるな、人には親切にせよ。そういう子供のころ親や先生から教わった人間として守るべき当然のルール、人生を生きるうえで先験的に知っているような、「当たり前」の規範に従うことだ。そのように正しい道を踏み、誠を尽くしていくことが、長い目で見れば必ずよい結果につながる。

写真は世界中を旅していた頃に真也が送ってきてくれたウユニ塩湖の夕陽