第一煎はぬるま湯で芽茶の持つ甘さを味わう。
第二煎はやや熱い湯でタンニンの持つ渋さを味わう。
第三煎は本当に熱い熱湯をかけてカフェインの持つ渋さを味わう。
お茶に心得の無い人は芽茶にいきなり熱湯を注ぐ。人生もそれと同じである。経験を積んだ人がいきなり若者にバカだと叱りつけることは当たり前のことでだが、叱り方を誤ると芽茶に熱湯を注ぐことと同じことになり、ただ苦々しいお茶になってしまう。これが滅茶苦茶の語源である。
写真は私の部屋にあるサンスベリア虎の尾の周りに咲く雑草オキザリス。陽が差し込むと花開き、陽が陰ると萎んでしまう。