見えてくるまで考え抜く

夢が大きければ大きいほど、その実現までの距離は遠いものになる。しかし、成就したときの姿や、そこへ至るプロセスを幾度もシミュレーションし、眼前に「見える」まで濃密にイメージしていると、実現への道筋がしだいに明らかに見えてくるとともに、そこへ一歩でも近づくためのさまざまなヒントが、何気ない日常生活からも得られるようになっていく。いわゆる創造的な業績の源泉となるインスピレーションも、そのような夢を通じて強い願望を抱き続けられる人にこそ与えられるものなのだ。

稲盛和夫箴言集

写真は先週金曜日に郡上大和の恩人ご夫婦と訪ねた一宮妙興寺で頂いた「無患子」(ムクロジ)に始まり、栗巣で私に提供頂いた部屋、そして窓からの今朝の郡上大和栗巣の涅槃仏(ねはんぶつ)