全日本スーパーモト2020 最終戦へ

物資には、「可燃性」「不燃性」「自燃性」のものがある。同様に人間にも3つのタイプがある。何かを成し遂げようとするには、「自ら燃える人」でなければならない。自ら燃えるためには、自分のしていることを好きになると同時に、明確な目標を持つことが必要だ。「自燃性」の人とは、「人に言われたから仕事をする」「命令をされたから仕事をする」といったような人ではない。「言われる前から自分からやる」という、積極的な人こそが、「自燃性」の人であり、それは仕事を好きになった人である。

私達親子は長男智哉が2002年に鈴鹿サーキットレーシングスクールへ最年少の9才で入校してくれたお蔭で、今日までモータースポーツに取り組む事ができた。道なき道を切り開き、ようやくこの地点まで三男修大も来ることができた。次男真也も高校大学時代に北米北欧への2年間の海外留学を通じて世界の旅を経験し現在に至った。そして2020年の今年3月に長男智哉が結婚し、8月には初孫が誕生した。思い返せば時の流れは一瞬だったように感じている。その禍中に居る時は長くて長くて仕方なかったが。恐らくこの先の人生もそうなんだろう。だから限りある人生、残りの時間を自燃性の人となり今この瞬間の一瞬一瞬を刻み未来を切り開いて行こうと思う。未来は現在のこの一瞬一瞬の積み重ねで決まり、そして現在はこの瞬間に過去となり積み重なって行く。

さあ、そろそろ美浜サーキットへの出発の準備をしよう!

動画は2009年、当時小学6年生だった修大。HRCトロフィー全国大会の切符を手に入れたNSF100HRSトロフィー美浜サーキット選手権