才を徳で制御する

人の上に立つ者には才覚より人格が問われる。人並みはずれた才覚の持ち主であればあるほど、その才に溺れないよう、つまり、余人にはない力が誤った方向へ使われないようコントロールするものが必要になる。それが徳であり、人格なのだ。

「謙虚にして奢らず、さらに努力を」日本人の美徳はそこにある。

写真は一昨日の養老山登山。