レースの朝によく智哉と修大に伝えていたことがある。
大胆かつ繊細に。繊細かつ大胆に。場面によって使い分けるんだ。
大胆不敵な人は、何をしても大胆にする。だから繊細なことができない。
繊細な人は、なかなか大胆なことができずにいる。
この相反するふたつの要素、大胆さと繊細さを同時に自分の中に持ち合わせ、
場面によって自らの意志の力で使い分けるんだ!
そんなことをまだ幼い子供達によく伝えていた。
写真は本当の大胆さと繊細さを求められる鈴鹿サーキット国際レーシングコースのピットに向かう当時小学6年生の修大、確か2010年3月だった。