「若いときには誰もがひとかどの人物になりたい、立派な会社を作り上げたいと一所懸命努力をします。

だんだん頭角を現し、人々の評価もいただけるようになって、名が上がって有名になってきます。

会社の規模も大きくなってきます。

そうなるとちょっとした名士になり、講演を頼まれたり、新聞に原稿を書いたり、テレビに出演したりして、だんだん忙しくなってきます。

そしていつのまにか自分を掘り下げる時間すらなくなって、有名ではあるけれども無力な人間になり下がることが多いものです。

しかし、世の中には、新聞、雑誌に名前が載るわけではない、テレビのスポットライトがあたるわけでもないけれども、頭が下がる生き方をしている方がいらっしゃる。

無名だけれども有力な生き方をしていらっしゃる。

時間がなくなって自分を失ってしまうよりも、無名のままでいい、自分を高め、磨く時間を持てる者でありたいのです」

写真は先日家内と行った岩倉の五条川の桜